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塩分は1日6グラム未満に

軽視すると脳、心臓、腎臓に障害


 国民病といわれる高血圧の患者は、全国で三千万人に上がります。その予防・治療で欠かせないのが減塩ですが、まだまだ誤解されている面があります。


高血圧の人の食事


 東京都老人医療センターの桑島巌副医院長は、塩分取りすぎと高血圧の関係について次のように話します。

 「しょっぱいものを食べると水が欲しくなるのと同様、塩分に含まれるナトリウム(Na)は、体の中、特に血管内に水分を取り込む働きがあります。血管内に増えた水分を腎臓から排泄できれば問題はないのですが、遺伝的に高血圧になりやすい人は、腎臓に排泄機能が加齢とともに低下しやすく、水分を出し切れなくなると、さらに押し出そうとする心臓の圧力が強くなり、血圧が上がるのです」

 このため、高血圧患者や健康診断で高血圧予備軍と指摘された人では、減塩が重視されます。自覚症状が無いからといって軽視していると、脳、心臓、腎臓の血管に障害が起きて生命にかかわってきます。

 「塩分摂取量は、一日六グラム未満を目標にしてください。それを実践するには、まず食品の成分表示を正しく読む習慣をつけることが必要です」

 通常、食品の成分表示は食塩でなく、ナトリウムで表示されているので誤解を招きやすいです。

 「実際の食塩の量は、ナトリウムの2.54倍に相当します。例えば、ナトリウム量が2.7グラムのカップめんを一杯食べただけで、食塩摂取量は6.8グラム隣、軽く一日分をオーバーしてしまいます。必ず成分表示量に2.5を掛けて摂取量を量る習慣を身に付けるべきです」

 こうした点に注意するとともに、
@減塩しょうゆを利用する
A味噌汁は薄味で、具を多くして味を楽しむ
B塩味を酢に置き換える
C外食は控える
D弁当を買わざるを得ない場合は、しょうゆやソースが別の容器に入ったものにして、自分で塩分量を調節するなど工夫すると良いでしょう。

 「このほかナトリウムの排泄にはカリウムの摂取が効果的なので、カリウムを多く含んだ野菜や果実を積極的にとるといいのです」

 ただ、桑島副医院長は「糖尿病や肥満を合併している場合は、果実の取り過ぎに注意するように」とアドバイスをしています。


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