紙とペンがあれば簡単にチェックで来ます。隠れ脳梗塞のチェック方法としては最も確度が高いと言われています。
① 紙に鉛筆かボールペンで渦巻きを書きます。出来るだけ正確に５㎜間隔の渦巻きを５週くらい書きます。
② つぎに、違う色のペンを使い、①で書いた５㎜間隔の渦の間を、両側の線に触れないようになぞり、もう１つの渦を書いていきす。１０秒以内で書くようにしてください。
その結果、２ヵ所以上、最初に書いた線と重なったり、はみ出していたら、大脳基底核（きていかく）や小脳に隠れ脳梗塞が発生していると考えられます。
大脳基底核は、主に運動する時の微妙な動きを調節しています。
また小脳は、平衝感覚をつかさどります。これらの部位に隠れ脳梗塞が発生すると、平衝感覚が衰え、細かい動きが思うように出来なくなってしまいます。
◇ まっすぐ立ち、目を閉じて両手を肩の高さまで上げ、前方に突き出し、指は出来るだけまっすぐ伸ばす。手のひらを上に向けそのまま１０秒間高さ、角度を変えずに維持できないと注意。
◇ 目をつぶって同じ場所で比較的大きな足踏みを５０回したとき、最初の場所から４５度ならびに５０㎝以上ずれていたら注意。
◇ 薄手の紙を両手の親指と人差し指で持ち両側へ均等に引っ張ることが出来ないと注意。
その日の体調で、変化しますので、結果が悪かったとしても悲観しないでください。しかし何度しても疑われる場合はお医者さんにご相談してください。
また、隠れ脳梗塞であったにしても、この段階なら改善は可能です。血流が途絶えて死滅した脳細胞は元に戻りませんが、血流を良くすることで周りの細胞が死んだ細胞の代わりの働きをしてくれます。
早い段階で見つかれば、改善も出来ますし、本格的な脳梗塞も予防できます。
１位 手足のしびれ
２位 めまい（目の異常）
３位 疲れを感じた
４位 頭痛
５位 物忘れがひどくなった
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