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脳梗塞の予防検査はできるの?

病気になってから治そうとするより、なる前から予防した方がはるかに効果的であるが、どこも痛くも痒くもないのに生活を改めるなんて、なかなかできません。
それでは、故小渕恵三元首相や長嶋茂雄さんの脳梗塞は、今、はやりの脳ドックを受けていたら果たして予知し、防ぐことができたでしょうか?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まり、その先に血が流れていかなくって細胞が死んでしまう病気である。

脳ドックでは通常、脳のCT検査、MRI検査など行うが、これによって確かに脳腫瘍とか、コブ(脳動脈瘤)などは見つかるかもしれない。脳梗塞だって見つかることもある。

でも、それは過去のいつの日かに生じた古い脳梗塞の痕跡に過ぎない。脳梗塞が起こる前の脳細胞は正常であり、その時点で脳の検査をいくら行っても異常は見つからないし、将来そこに脳梗塞が起こるなんて、誰も想像できません。
実際、すべての脳梗塞を予防することは不可能に近い。しかし一部の脳梗塞の予防だったら、決して無理な話ではありません。
その一部とは、心房細動が原因で起こる脳梗塞である。心房に血栓ができ、それが血流に沿って心臓から出て行って脳の血管に入り込むのである。それまでいくら元気な脳であったとしても、こうして一瞬の間に脳梗塞になってしまう。心臓のせいで。
それなら心臓の方さえ治療できれば、脳梗塞にならずにすむわけであるが、話はそう簡単ではない。いろいろな薬を工夫することによって、あるいは電気ショックという方法を用いて、心房細動を止めて元の規則正しいリズムに戻すことはできることが多いが、しかし、しばらくするとまた心房細動が再発してしまいます。
あるいは戻らずにずっと心房細動のままになってしまうこともある。そんな時には仕方ないから、心房細動のまま生活だけは普通にできるように薬で調節する。と同時に血栓が心房の中になるべくできないように、血液を固まりにくくする薬を投与します。
心房細動にならなければ脳梗塞になる危険はかなり弱まるが、たとえ心房細動になったとしても、この血栓対策さえうまくできていれば、脳梗塞にならなくて済むのである。
頭を大事にしたかったら心臓病(循環器)専門医にかかることも時には必要なのです。ハートもお大事に!


三田村秀雄・東京都済生会中央病院副院長記事より


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