前ページより

2番目の「適度な飲酒」ですが、過度にとるのが良くないことは間違いないので、適度とは「少量にとどめる」という意味に取るとよいでしょう。
3番目と5番目の「野菜と果実」「運動」は発症リスクを下げるという根拠に基づきます。
いずれも量が明示され、旧指針に比べて具体的で、よりわかりやすい内容になっています。
4番目は「塩分を控える」指示です。1日の許容量が10グラム以内と米国の指針(6グラム以内)より多いのは、漬物などが好きな日本人の特性や食習慣を考慮したのでしょう。
塩分は高血圧などの成人病にもつながるので、日本人はとくに気をつけることが大事でしょう。
体重はBMI=Body Mass Index、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った数値=で、20-27と、維持する範囲が数値で示されました。
BMIが22の人が最も長寿という報告もあります。
「熱い飲食物を避ける」よう勧めるのは、口内や食道にやけどを起こさないようにするためです。
体がやけどなどの炎症を修復しようとする時に遺伝子のミスコピーが起こり、がん化することがあります。
あいまいな表現は人によって異ななった解釈が出来てしまうので、具体的な数値目標を掲げたことは大事です。
さらに数値目標は結果に対する判断基準にもなり、誤っていれば正すことも出来る。旧指針に比べ、より良いものになりました。


タキさんのオンリーワンショップトップに戻る    がんトップページ   前のページ   ブログトップ


(C)Copyright 2005 タキさんのオンリーワンショップ All Right Reserved



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送